年商300億円! 「企業家」と「女優」の顔をもつジェシカ・アルバの成功ストーリー

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ジェシカ・アルバの成功ストーリー

 女優のジェシカ・アルバが4年前に創業した家庭用品のブランド「The Honest Company」。オンラインショップをオープン後、瞬く間に業績を伸ばし、今年の年商は2億5,000万$(約309億円)に迫る勢いだ。彼女が成し遂げた“成功の秘訣”を探ってみた。

「母」と「女優」の2つの強みをビジネスに生かす

1 「起業のきっかけは“欲しいもの”がない」

 妊娠した彼女は、自分の娘に健康で安全な製品を使わせたいと思ったが、信頼のできるものが見つからなかった。これをきかっけに、有害物質を使わないオムツやオーガニック成分を使用した日焼け止めなどを発売。環境に優しく、安全で透明性の高いブランドを生み出すことになる。

2 「あきらめず熱意をもって進める」

 ジェシカは「The Honest Company」のオンラインショップを開業後、クレジット決済ができない状態で、商品を発送するという失敗をおかす。しかしそれでもめげずに進み続けた彼女は、投資家ブライアン・リーというビジネスパートナーと出会い、それが成功の原動力となった。常に前向きにいることで人が集まってくる。

3 「厳しい意見にこそ耳を傾ける」

 最初は“水着モデルのお遊び”としか見てもらえず、厳しい言葉も投げられたジェシカ。しかし彼女は自分を批判する声も真摯に受け止め、よりよい方法を探る。例えば、あらゆる商品展開を考えていたジェシカだが、主力製品を絞るようにアドバイスされ、立ち上げ時の商品を17に限定。自分の不得意な分野を理解し、そこを一流のパートナーに任せることでカバーする。周囲がイエスマンでは、1人で会社を経営しているのと同じ。様々な意見を取り入れる体制作りが、成功につながった。

4 「SNSをビジネスの宣伝として活用する」

 女優としての「顔の広さ」を最大限に利用し、自ら会社の広告塔となったジェシカ。インスタグラムで500万人のフォロワーがいる彼女は、SNSを活用し、素早く多くの人にアピールできる強みを持っていた。それを最大限に生かしたことが、ビジネスの成功につながる。

5 「ファンと向き合い、信頼を勝ち取る」

 一児の母でありながら、週85時間以上の激務を続けるジェシカ。彼女が起業した理由は、子供たちに安心安全を与えたいという「母の想い」だ。そして母としての視点から、例えばおむつの定期配達サービスなどのアイデアも生まれている。なぜ起業したのか、その原点を忘れず、会社の理念を貫くこと姿が、ブランドのファンを増やした。

 周囲の人々から学び、誠実な対応で会社を大きくしてきたジェシカ。起業家でなくとも多くのビジネスシーンで、彼女の仕事に対する姿勢は参考になるはずだ。

(文/hメディア)